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『東京湾臨海署安積班-夕暴雨-』

この小説を読んでまず思ったこと、

「話題性の大きさとかを抜きに考えるなら、本来お台場に立つべきは、ガンダムではなく98式AVイングラムであろうと!」

東京湾臨海署安積班-夕暴雨-』今野敏による『安積班シリーズ』の最新刊です。
著者の今野敏は小説家でありますがもう1つの顔として空手道今野塾を主宰する空手家でもあり、押井さんはそこの門下生です。

この小説を読むきっかけとなったのは、現代のこの世界とほぼ同じ世界を舞台とする「安積班シリーズ」になんと!、かつての近未来・1998~2002年を舞台に汎用人型多目的機械レイバーが闊歩する世界、『機動警察パトレイバー』のキャラクター・警視庁警備部特科車両二課(以下 特車二課)・第二小隊の後藤隊長が登場するということでした。

ただ問題となるのは同じ東京湾の埋立地を舞台にした警察ものという共通点があるとは言え、片や現代とほぼ同じ世界の「安積警部補シリーズ」と片やアニメ・アニメしたロボットが登場する『機動警察パトレイバー』の世界、それをどう組み合わせるのか? ともすれば破綻するのは必至です。 
よもや、いきなりトンデモSFにして次元の歪みが起こって2つの世界が合わさったとかじゃないだろうか?と思っていたら当たらずとは言え遠からず? 現実に虚構が侵食していくような展開が見られました。ただ、そこは今野敏、次元の歪みなんて陳腐な表現ではなく、本書のタイトルである『夕暴雨』を巧みに使い上品に仕上げています。



ある夏の日、安積警部補が所属する東京湾臨海署は新庁舎への引越しの為おおわらわ、そんな中、時を同じくして近辺に警視庁の新たな組織、特車二課が創設されるという所から物語は始まります。

後藤隊長は特車二課創設の為にこそこそと暗躍していますが、安積警部補はその後藤隊長の動きが気になりつつも次々起こる事件に忙殺されます。 
実は安積警部補と後藤隊長は同期でかつてカミソリ後藤の異名を持つほどのキレ者であった後藤隊長に劣等感を抱いています。
この2人がどのように絡むのか? 劇場版1・2松井刑事や、WXIII久住刑事のような関係を期待すると肩透かしをくらうかもしれません。 そして、パトレイバーの活躍は? 
それは読んでのお楽しみということで…(笑)

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テーマ : 読書
ジャンル : 小説・文学

tag : 押井守 今野敏 機動警察パトレイバー

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