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【ベン・ハー】

TOHOシネマズの企画『午前10時の映画祭 何度見てもすごい50本』の上映作品が今週【ベン・ハー】だったので観てきました。

ベン・ハー】を初めて観たのは、1990年の金曜ロードショーで2週に渡って放送されれたのを覚えています。 
それから約20年ぶりにまともに観ました。
初の劇場での鑑賞ということでの発見は、以前【2001年 宇宙の旅】を観たときもそうですが、本編が始まる前の数分間に序曲が流されていたこと、こういったことはやはり劇場で観なければ体験できませんね。


映画の舞台はローマ帝国に支配されたエルサレムで、そのエルサレムのかつてのユダヤの王族に連なる家系の富豪、ベン・ハーの数奇な半生と同時代に生きたナザレのイエスの生涯を交錯させて描いています。

この映画はアメリカ映画ですが、劇中描かれているローマ帝国とエルサレムの関係はちょうど、現代の超大国であるアメリカとイラクやアフガンの関係に見えなくも無いです。
日常の様にテロに対して警戒し、征服者と被征服者との間で疑心暗鬼が生じている中で、偶発的な事故でも誤認逮捕や誤爆の類は現実にも起こっており、全く絵空事ではありません。 そういった現代の社会状況と照らし合わせると、現代のアメリカにはアメリカの事情があるように当時のローマ帝国にも征服者なりの事情というものがあるようにも考えられ、単にローマ帝国を悪の帝国と捉えることはできません。
そうった目で見ると、敵役のローマ軍の司令官・メッサーラは無実と知りながら旧友を奴隷として売り飛ばし、その家族を地下牢に閉じこめるなど、確かに悪人ですが、社会的立場から逃れられず人間性を失ってしまう様は現代人の苦悩を現しているようです。

この映画の目玉はやはり、ベン・ハーとメッサーラが激突する戦車競争です。
今のCGI全盛のこの時代に観ても、迫力は全く衰えず、私の眼は感涙で溢れそうになりました! 
スターウォーズ EP1でこの戦車競争をモチーフにしたレースが描かれていますが、公開当時ではそのCGIが最先端だったから良いのですが、今となったらかなりちゃちなものに見え、何かたちの悪いコメディのようにさえ見えてきます。




ここからは、心の汚れた私の印象ですが、ベン・ハーが戦車競争でメッサーラに対して復讐を果たした後からのエピソードが、テレビで見たとき以上に宗教的だな~ということ。
たぶん、テレビの吹き替えでは宗教的なところは和らげた感じのセリフだったんでしょうが、字幕では聖書に書いてある言葉をそのまま使用していたからでしょう。

例えが悪いですが、○福の○学の映画みたいに結局は宗教の宣伝みたいな印象を拭えないのです。 
神様や救世主が奇跡を起こしてちゃんちゃん!と閉めるのは信者ならそれで良いのかもしれませんが、映画としてはどうよ?と思います。
  



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テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画

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